町会だより第1号名称公募します | 柏市西柏台第二町会会報 発行日平成23年4月27日 発行責任者 町会長矢吹浩二 |
柏市直下型が起きたら我が町会の被害はどの程度になるだろうか?
柏市被害想定調査報告書(平成18 年3 月)から第二町会の地域を分布図から、大雑把に推定しました。(町会面積を20メッシュ(1メッシュ=50m×50m)と仮定)
(1)震度:震源域により差が出ます。東京湾北部地震(想定マグニチュード7.3)(南北方向の揺れが大きい)よりも、茨城県南部地震(想定マグニチュード7.3)(東西方向の揺れ)や柏市直下地震(想定マグニチュード6.9)の方がより震度が大きくなります。
(2)液状化:旧地名御立山のとおり、緩やかな南傾斜の台地であり危険度低い。(崖地1カ所)
(3)建物被害:木造の割合・新耐震基準以前の建築物の度合いにより差が出ます。
柏市直下地震(想定マグニチュード6.9)では、町会地域は全壊数0.1-0.2と0.2-0.5の分類に相当する。17メッシュ×0.1~0.5=2~10が全壊。半壊は3倍以上か
(4)火災による被害:柏市直下地震における冬18 時の焼失棟数予測分布図では、西原地区は焼失棟数が50 棟未満の地区とされている。市内では少ない地域だが、5,6棟同時火災が起き、他の地域に消防隊がかかりきりになることもあり得る。
(5)ライフライン被害:0.01-0.05 上水道管被害0.2~1件相当。だが今後の老朽化で増。
(6)人的被害:火災による死者は、高齢化・建物の老朽化・非耐震建築割合や支援体制の有無で増減する。冬5 時想定で、ほぼ0.01-0.02の地域に該当する。メッシュ単位で換算するなら4~8人死亡か。もちろん負傷者数はこの2,3倍になるだろう。実際は家具の下敷き・倒壊での圧死等を含めて多くなる可能性がある。今後の老朽化や建て替えにより数値は+にも-にも変わる。一人暮らしの高齢者が増えれば数値は当然増える。
この報告書は想定マグニチュード6.9~7.3としているが、9.0のようなことになれば、被害は大幅に激増する。
地震対策していますか?
地震などの災害に備え、家族が最低3日間は自足できる食料品や飲料水・燃料などを備蓄してください。また、消火器や消火水の用意もしておきましょう。
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