2011年8月17日水曜日

草・木・枝・葉を分けて、ごみとして排出を

柏地域にお住まいの皆様へ
南部・北部のクリーンセンターのごみの焼却灰から、焼却灰の埋立て最終処分が可能となる放射能量の基準値(8,000ベクレル/キログラム)を超える放射性物質が検出された問題で、市では、放射性物質を含むごみの焼却灰を処分することが出来ず、クリーンセンター内での仮保管を続けてきましたが、7月18日から北部クリーンセンターの収集区域(概ね常磐線の北側)で、放射性物質の付着が予想される草・木・枝・葉(以下「草木等」といいます。)だけを分けて収集し、それらを含まないで焼却した場合、基準値以下に出来るかどうかの実験を開始しました。測定結果は次のとおりです。
草木等をできる限り除いたごみを焼却した後の飛灰固化物の試験結果
試料測定日
放射性ヨウ素131
(検出下限値)
放射性セシウム134
放射性セシウム137
放射性セシウム合計


6月27日
不検出(71)
3,420
3,820
7,240
7月3日
不検出(72)
4,690
5,090
9,780


7月20日
不検出(40)
2,830
3,210
6,040
7月21日
不検出(35)
2,050
2,300
4,350
(単位:ベクレル/キログラム)
この結果、7月26日から、北部クリーンセンターの焼却灰を県外の民間最終処分場へ搬出することが出来るようになりました。
南部クリーンセンターの収集区域(沼南地域を除く、概ね常磐線の南側)においても、8月15日から、同様の実験を行います。可燃ごみの日に、草木等は他の可燃ごみと別にして排出していただきますと、放射能量の低減につながりますので、ご協力をお願いします。
なお、実験中は、始めに草木等以外の可燃ごみを収集し、その後、草木等を収集しますので、一時的に草木等だけが取り残されますが、当日中に収集します。

(注意)

翌日になっても収集されない場合は、お手数ですが、環境サービス課(電話:04-7167-1139)までご連絡ください。

沼南地域にお住まいの皆様へ

沼南地域と鎌ケ谷市のごみを共同で焼却している柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合のクリーンセンターしらさぎでは、焼却灰の放射性物質に関する測定を行った結果、基準値である8,000ベクレル/キログラム以下でありましたので、通常通りの処理を行っています。

お問い合わせ先

  • 北部クリーンセンター
    電話番号:04-7131-7900
  • 南部クリーンセンター
    電話番号:04-7173-5111
  • クリーンセンターしらさぎ
    電話番号:04-7193-5389

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